「Krush.81」10.1(日)後楽園 -58kg王者・小澤海斗、K-1で敗れた西京春馬を挑戦者に逆指名 Krush王座をかけての再戦が実現!
7月18日(火)新宿区・GSPメディアセンターにて、10月1日(日)東京・後楽園ホール「Krush.81」の第1弾カードが発表された。
「Krush.74」3.3後楽園大会でユン・チーの挑戦を退けて、ベルトを死守した第2代Krush-58kg王者・小澤海斗の3度目の防衛戦が決まった。挑戦者は6月のK-1さいたま大会のスーパーファイトで小澤からダウンを奪い、そのポイントを守り切って判定勝利している西京春馬だ。
会見に出席した宮田充プロデューサーによれば、K-1での試合直後に小澤陣営から「Krushのベルトをかけて西京とリベンジマッチをやりたい」という申し出があり、それを西京陣営も了承。王者・小澤からの“逆指名”という形で今回のタイトルマッチが決まった。
王者でありながらベルトをかけてのリベンジマッチに臨む小澤は「前回はモチベーションが上がらなかったけど、今の俺はモチベーションの塊なんで。今回はやりますよ。試合までこいつ(西京)のことだけ考えます」と挨拶。K-1での西京との試合を「一言で言うとクソ。前回の敗因は相手じゃなくて自分」と吐き捨て「今の俺はこいつに復讐するっていうモチベーションが上がる理由ができた。試合を挟まずに再戦することになったけど、俺はやりやすい」と西京へのリベンジに燃えている。
一方の西京も「前回勝つには勝ったんですけど、見ている人にとって満足いく試合ではなかったし、僕も満足いく勝利じゃなかったです。あの時は頭を使いすぎたというか、勝ちに徹しすぎたところがありました。6月の試合前から小澤選手とはいずれ何回かやるだろうなと思っていたので、タイトルマッチでの再戦が決まってうれしいです」と小澤との再戦は望むところ。小澤同様にダイレクトリマッチ(※試合を挟まずに再戦すること)になったことを「前回のイメージもあるのでやりやすいと思います」と話し、返り討ちに自信をのぞかせた。
K-1ではスーパーファイトの1試合として対戦した両者だが、今回はKrushのタイトルマッチであり、大会のメインイベントとして行われることが濃厚だ。
会見に同席した宮田プロデューサーも「ベルトをかけた試合は特別なものであって、タイトルマッチまではいい感じで勝ってきた選手が勝てなかったり、ものすごいスピードで問題なく鮮やかにベルトを獲る選手もいる。小澤選手はこれまで2度強敵を倒してベルトを防衛していて、タイトルマッチになるとここ一番の強さを見せる。逆に西京選手がベルトをかけた勝負になった時、ベルトを獲れる男なのか、獲れない男なのか。そこも見所の一つだと思います」とタイトルをかけて再戦するところがポイントだと語った。
小澤は「このベルトは絶対に渡さない。KrushやK-1は倒し合ってナンボだと思っているから、次は打ち合おうな」と西京をけん制。西京も「僕は10代でベルトを巻くことが目標だったので、これが10代として最後のチャンス。Krushのメインイベンターとしての覚悟や意識を持って、しっかり大会の最後を締めくくりたい。タイトルマッチで倒して勝ちます」とKOでの王座奪取を誓う。
復讐に燃える王者・小澤がリベンジを果たすか? それとも挑戦者・西京が前回以上の差を見せてベルトを奪い取るか?
※Krush公式サイトより引用
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